私、30代半ばを過ぎて何年かおきに「人間ドック」とやらに入ってます。ええ、たとえ1日30本タバコ吸ったり、酒飲んだ後ラーメン食べると言う不健康を続けていたとしても、やはりわが身の状態は気になるわけで...
内容は、毎度かわらずの血液検査とかレントゲンとか...後、大物は「大腸ファイバー」と「バリウムor胃カメラ」。胃の検査については、今までバリウムによるX線撮影しかしたこと無かったのですが、今年は胃カメラにチャレンジしてみました。
薬でのどを麻痺させ、口にマウスピースみたいなのを噛まされ、待っていると、手に黒々とした管(カメラ)を持った先生が登場です。
「はい、すぐに済みますからねぇ」
とにこやかに笑顔を浮かべる先生と対照的に、怪しく黒く光るカメラ。やがてカメラは口の中へ入り、舌の上を通過して...
「グェホッ!」
えー...もうなんていうか、体はエズいて異物を吐き出そうとするんだけど、それをものともせず体内に進入していくカメラ...もう、文字通り「涙」で何も見えない状態でした。
(-_-;
そんな状態でも、先生は淡々と
「ここが胃の入り口ですよ」
「はい、奥まできましたね、ここが腸の入り口」
「ああ、ピロリ菌が繁殖するのはこの辺りね」
と説明してくれるのですが、いかんせん、うなずくことも許され無い状態。検査終了までえずきながら聞いてました。
と、えらい目にあったんですが、もし次「カメラとバリウムどちらにする?」なんて聞かれたら、多分私は「カメラ」を選択するかなと。その理由は
後処理(下剤飲むとか)がいらない
ということ。というのも、私はバリウムと相性がよろしくないらしく、2日ぐらい白い物体と戦うことになります。胃カメラなら、苦しいのはその場限りで、後に尾を引かないからです。
それともう一つの理由。バリウムによるX線撮影って完璧に体内を把握できるわけでないので
異常が見受けられたら...最終的にはカメラ登場
という事態に陥ることも...ええ、たとえ些細な異常でも、直接見るわけでないX線撮影だと原因の特定が難しく、何度も下剤と戦った挙句、最後にカメラを入れるという苦しみが待っているわけです。
#大腸の検査で経験済み
##盲腸の辺りまで通されましたよ...(T_T)
まぁ、教訓としては
対策は小出しにせず、やるなら一気に!
かな?
p.s. 1
それにしても、体を横に向け、背中を丸め、上から下から管を通されている姿。
「知り合いには絶対見せたくない姿No.1」ですね<胃カメラ&大腸ファイバー
#どんな「厳つい人」もこの格好かと思うと、ちょっと面白くはありますが。
##まぁ、一番大変なのは、先生&看護師の方でしょうけど。
p.s. 2
ちなみに私の胃と腸の中...恥ずかしいくらい「
ピンク色」でした。
#当分見たくないけど。