2011年09月10日

WASAPIとASIO

 PC新調と同時に導入したプレーヤーソフト(foobar2000)の設定ですが、ようやく出力をASIOに設定して利用できるようになりました。ただ、ASIOの利用にちょっと迷いがあったりします。WASAPIの存在です。

20110910-1-1.jpg
foobar2000のサウンド出力設定画面です。
DSと表示されているのは「Direct Sound」で、
いわゆるWindows標準の制御です。
(=Windowsの制御機能を経由して音楽を再生)

 今、使っているオーディオデバイス(FA-66)は、ASIOという規格に対応しています。
ASIOは簡単にいうと、OS(Windows)のオーディオ制御機能を経由せずにプレーヤーソフトから直接オーディオデバイスを制御する規格です。 本来の目的は別のようですが、OSの制御を経由しないから音楽ファイルの情報が変化せず、結果音が良いとかなんとか。 ただし、プレーヤーソフトやオーディオデバイスがASIOに対応している必要があります。 以前Windows XPのノートPCを使っているときは、ASIO対応のLilithを使い、FA-66をASIOで利用していました。

 ただ、WiodowsにはVista以降WASAPI(排他モード)という同等の仕組みが導入されています。
これも前述のASIOと同じ考えで、OSのオーディオ制御機能を経由せず、プレーヤーソフトから直接オーディオデバイスを制御することができるようです。プレーヤーソフトの対応が必要な状況は変わりませんが、全てのオーディオデバイスで利用できますし、仕組み自体後付ではなくOS標準実装となったわけです。 今回新調したPCのOSはWindows7なので、これが使えます。

 そして、今使っているプレーヤーソフト(foobar2000)は、このどちらにも対応しています。
つまり、現状同じような仕組みの再生方法が2つ選択できる状態で非常に悩ましく・・・色々再生を試して(追記参照)、現状ASIOを使いつつ、WASAPIが気になっているという状況です。 音に関しては、どちらも良い音なので問題無しなんですけど、やっぱり新しいほうがよさそうな気もするわけで。


まぁ、PC(OS)が新しくなって状況が変わったので、いろいろいじれるというのは楽しくもあり、悩ましくもあり・・・ということで。


参考リンク
WASAPI - Wikipedia
ASIO - Wikipedia
楽しいハック講座 (4) Windows7 オーディオアーキテクチャの概要 - Windows Multimedia Hacks - Site Home - MSDN Blogs
Output - foobar2000 Wiki


追記:いろいろ試したこと
posted by みや at 02:33| Comment(0) | TrackBack(0) | もろもろ(独り言)