
#まぁ、もうすぐネタも切れるかな。
昨年以降、どうこう言いながらも頭の中から望遠鏡が離れない状況だったりします。しかしながら、デジカメのおよそ3倍の出費を強いられることから、躊躇しているところです。
#近いうち、部分月食なんてイベントもあったりするし...
まぁ、多分望遠鏡調達は間に合わないけど。
望遠鏡は大別すると「屈折式」「反射式」の2つに分類されます(反射式には「ニュートン式」「シュミットカセグレン式」等、さらにいくつかに分類されます)。それぞれ構造上から特徴や向き・不向きがあるわけです。
【屈折式】
・レンズを使って光を集める。
・小口径のものはお手軽なもの多し。
・太陽の観測(といっても投影版を使用して)が可能。
・大口径(12cm以上?)になってくると、値段が跳ね上がる。
(特に、いいレンズを使っているものはです)
・像のゆがみは少ないが、色むらが出やすい。
【反射式】
・鏡(反射鏡)を使って光を集める。
・ある一定以上の値段が必要
・大口径(12cm以上)になると、屈折式よりもお安い。
・太陽の観測が出来ない。
・光軸がずれやすい(振動に弱い?)
扱いやすさで言えば「屈折式」で、限られた値段の中での口径勝負なら「反射式」ですね。月や、木星・土星といった明るい惑星を観測する(見るだけ)なら、口径はあまり大きくなくてもいいのですが、ちょっとした星雲・星団を見ようとすると、やはり口径の大きなものの方が多くの光を集められるので有利な訳です。だから、本当にほしいのは「反射式」。
#ただ、振動に弱いというのが一寸。
##今の車で持ち運ぶとなると...(汗)
鏡筒については以上なのですが、望遠鏡のシステムを考えると、これに加えて三脚種別(自動導入式か、フルマニュアルセッティングか)なんてパラメーターも絡んでくるので、更に悩ましかったりします。
単に星(惑星)を見るだけなら、初期設定はそんなに大変じゃないのですが(というか適当でOK?)、もし自動追尾で長時間露光撮影を考えるなら、「観測地点の緯度」「方位」「水平」をあわせて、さらに北極星の位置と時間から「極軸あわせ」をしないといけない...これがかなり面倒だったりします。さらに言うと、そういった観測から手を引いて20云年。もはや代表的な「星」の位置も把握できていなかったりするので、フルマニュアルだと多分見たい星を探すのも一苦労になりそうな気がしてます。
そういったわずらわしさを解消するため、最近ではGPSを利用して自動で初期設定はおろか、目的の星の方向に向いてくれる「自動導入」なんて機能を持ったものもあるわけです。
そんな望遠鏡、今の候補は
・ビクセン NA140SSf鏡筒+GPD2赤道儀ユニット(約35万)
(14cm口径の屈折式+赤道儀、自動導入は無し。
モータードライブによる星の追尾機能有り)
・ビクセン VMC200LDG鏡筒+SXW赤道儀ユニット(約35万)
(20cm口径の反射式+赤道儀、初期設定はマニュアル設定。
モータードライブによる星の自動導入・追尾機能有り)
・MEADE LX90GPS-2(約43万円)
(20cm口径の反射式(三脚とセット)、初期設定〜星の導入までほぼ自動)
※値段はレンズとかカメラアダプター・ケース等、私が必要と思っているオプション含み。
理想はMEADEですが、いかんせんお値段がネック。現実的にはビクセンですね。で、本当にほしいのは反射式のほうなのですが、いかんせん振動云々と言う問題と...「対物側が開放状態」というのが引っかかってます。
#埃の問題が...
まぁ、これで延々悩んで、悩んだ挙句お流れってのが毎度のパターンなんですけどね。
#どこで観測するんだって話もあるし。
##実家の近辺ならいくつか覚えがあるんだけどなぁ...
参考リンク:
・Vixen home
・ 天体望遠鏡・双眼鏡・顕微鏡販売 SPACE LAND KYOEI TOPページ